モリグチキミハルの最高傑作ポエム集
GOD hand
創りあげる手

描きだす手

掴もうと

もがき

握りしめては

確かめる

1つ

2つ

触れた真実

撫でた幻想

目の前に

呼び起こすキラメキ

瞬く間に

飛び出した感情

1つ

1つ

形に変える

1つ

2つ

形に残す

この手で

この手によって

閃きを

この世界に

ポトリと

産み落とす

産まれながらに授かった

このふたつの手によって
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LINKING dream
風船やないんやけど

風船みたいにな

夢を

プカプカ

浮かべてな

風船やないんやけど

風船みたいにな

夢をつなげた糸を

親指と

人指し指で

摘んでな

風船やないんやけど

風船みたいにな

夢を

プカプカ

浮かべながら

歩いているヤツを見るとな

なんか

素敵で

なんか

カッコエエから

風船やないんやけど

風船みたいにな

夢を

チョンと

摘んでな

風船やないんやけど

風船みたいにな

夢を

プカプカ

浮かべながら

オレは

歩いているのだよ
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NO back
もう

帰らない

さようならは

言わない

進むべき場所

次なる数字

刻一刻

刻む針

チクタク

チクタク

切り取る空間

描く絵

もう

戻らない

おはようしか知らない

できたてホヤホヤの世界

寝ぼけ眼で

この道にキスをして

突き刺す信念

一歩

また

一歩

できた足跡

次なる未来

ひとつ

ふたつ

みっつ

そして

よっつ

進める数

駆け抜ける絵

針と共に

もう

帰らない

信念を胸に

さようならは

言わない
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OBSCURE cloud
くもり

くもり

くもりの日

晴れでもなければ

雨でもない

くもり

くもり

くもりの日

ひきちぎっては

切り裂いて

ムシャムシャムシャムシャ

ムシャムシャと

雲を

食べる

太陽も

モクモクモクモク

怨念を

積めるだけ

積み込んで

ポタポタポタポタ

泣く空も

風まかせ

風まかせ

大地にブスブス刺す光

ビシャビシャビシャビシャ

射ぬく雫

どちらにしても

浴びるだけ

どちらにしても

浴びるだけ

風まかせ

風まかせ

願うよりも速く

信じるよりも素早く

傘をさす

風の思うそのままに

光の瞬くそのままに

傘をさしては

くるくる回し

起きた風に

おはようと

呟いたなら

テクテクテク

傘をさして

歩いていくよ

風まかせ

風まかせ

全ては

オレの傘の上
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DAY racer
乗り遅れた朝

気づく間もなく

駆け抜けていった昼

あっという間に

目を覚ます夜

欠伸がでれば

プクプク

膨らむ夢

出迎えた睡魔に

拐われた現実

あの世と

この世

渡れるようで

渡れない

三途の河

どんぶらこ

どんぶらこ

運ばれてくる1日

手繰り寄せるように

泳ぐ

無我夢中に

駆け出す

光よりも速く

風よりも鋭く

ベルトコンベアは

大嫌い

歩くために

靴を買う

踏みしめた大地

できた足跡

ボコリ

ふんずけられた地球は

今日も

鼻歌まじり

回るよ

回る

足跡だけを

残しては

くるくるくるくる

唸りを上げて

回るよ

回る

ぶんぶん

回る

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ONE dish ONE cake
お皿の上に

ケーキは

ひとつ

お皿の上に

ケーキは

ひとつ

もひとつ

乗せたら

落っこちた

地面が

パックリ

食べたとさ

お皿の上に

ケーキは

ひとつ

お皿の上に

ケーキは

ひとつ

もひとつ

乗っける

その前に

そいつを

おいしく

頂いて

おなかの虫さまに

与えたら

もひとつ

ケーキ

乗っけれる

もひとつ

ケーキ

乗っけれる

ではでは

乗っける

その前に

目の前にある

そのケーキ

よだれと一緒に

頬張って

ほっぺを落としそうになりながら

グゥグゥ

うるさい虫さまに

食べてもらいましたとさ

お皿の上には

何もなくなって

もひとつ

ケーキを

乗っけたよ

お皿の上に

ケーキは

ひとつ

お皿の上に

ケーキは

ひとつ
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DRAW in ANSWER
聖者にでもなったつもりか?

突きつけられたクエスチョン

阿修羅にはなれない

二本の手

目の前にある解答

二つしかない選択肢

Aか

あるいは

Bか

選ぶ責任

できるコト

Aか

あるいは

Bか

選ぶだけ

Aを選ぶもよし

Bを選ぶもよし

簡単なクエスチョン

選ぶだけ

Cを考えることも

Dに思いを巡らすことも

まして

Zに思い馳せることも

何も生み出せず

何も生み出さない

逃亡する脳味噌

駆け抜けていく異世界

パクパク

喰らう時間

ただの無駄

そむけた瞳

もう一度言う

Aか

あるいは

Bか

ただ

目の前にあるそれを

選ぶだけ

何よりも先に

そのどちらかを

選ぶだけ
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HEAD or TAIL
コインを投げる

表がでる

コインを投げる

表がでる

コインを投げる

裏がでない

コインを投げる

表がでる

コインを投げる

裏にはならない

コインを投げる

裏の裏

コインを投げる

表ばかり

コインを投げる

表しか見えない

コインを投げる

その瞬間から

決まっている事実

信じたもの

信じきったもの

表だと

決められた未来

コインを投げる

裏にはならない

コインを投げる

裏には見えない

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SQUIRM word
できたてホヤホヤの嘘

しんなり冷め切った真実

何も語らぬモノ

何も語れぬモノ

塞がれた口

塞いだ口

何も伝えない

何も伝わらない

分かったふり

知ったかぶり

分らぬふり

そ知らぬふり

何も届かない

何も届けない

動かない口

動かさない口

永久に葬り去られた感情

喜も

怒も

哀も

楽も

見捨てた音

創れない存在

無の中で

喜も

怒も

哀も

楽も

ウヨウヨウヨ

誰にも伝えることもできずに

宙を彷徨っては

蠢きつづけている
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CLIMBING apogee
山に

登る

山に

そこに意味はない

山に

登る

山に

そこに理由はない

高く

高く

誰よりも高いところへ

ただ

1mm

たった

1mm

上へ

上へと

登るだけ

たった

それだけ

高く

尊く

誰よりも高いところまで

ただ

登るだけ
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RUNNING picture
一人称から

二人称へ

ヨチヨチと

歩き出した世界

誰も描いたことのない絵

それを

描きつづける旅人

窪んだ足跡

吹き抜けていく風

砂の上

建てていく塵

山になれ

咲く願い

水をやる

ヨチヨチと

芽生えていく世界

辛うじて

踏み出す足

一歩

二歩

掴んでは

手繰り寄せる

一秒後の未来

止まらない時間

切り取る針

チョキン

チョキン

一つ

二つ

増えていく写真

君を写す

グングン

伸びていく花

水をやる

この

不思議な感情

刺す光

射抜かれた瞳

映る君

掴んだぬくもり

君の手

一歩

二歩

同じ歩幅

同じ速度

君を運ぶ

君に運ばれる

次なる空間

針を掴む

時に乗る

止まらないブレーキ

開きっぱなしのアクセル

戻らない時間

キラキラと

瞬く写真達

描く旅人

唸りを上げつづける時間

チョキン

チョキン

切り取られた風景

一枚

二枚

君と共に

描かれた空間

一枚

二枚

駆け抜けていく絵

一秒

二秒

切り取るだけ

切り取る針

お好きなように

宝物が

増えていくだけ

一枚

二枚…

君がいてくれた

この瞬間が

増えていくだけ
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DYING day
にごった街も

息苦しい家も

履き違えた家族も

流れるる赤も

脱ぎ捨てて

ポイと

まるめて捨てられたなら

生まれ変われると

信じていた

過去も

今も

全てを

殺して

生まれ変われると

信じていた
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WEAR off
着せられていた服

脱ぎ捨てたぬくもり

裸になった

探す服

手当たり次第

身に着けたボロキレ

腐敗した香り

塗り固めた嘘

そこにあったマッチ

すり続ける虚像

温まることなく

冷めた芯

燃え尽きて

消えていく

求めては

探し

脱ぎ捨てては

忘れ去る

ぬくもりを

ぬくもりを

ぬくもりを
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MAKE sacrifice
通行料はいくらですか

ココから

その高みまで

通行料はいくらですか

お金で買えないのなら

何を払えばいいのですか

通行料はいくらですか

お金で買えないのなら

もうあとは

この存在だけしか

残らないのです

この魂と

この精神と

この身体しか

残らないのです

通行料はいくらですか

ココから

抜け出して

その高みまで

行きたいだけなのです

通行料はいくらですか

お金で買えないのなら

この魂を

お金で買えないのなら

この精神を

お金で買えないのなら

この身体を

捧げるしかできないのです

通行料はいくらですか

ココから

その高みまで

通行料はいくらですか
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STAR dust
夜空を射ぬいていく星屑

ポロリと堕ちてしまった星屑

ひとつ

ふたつ

しまった



後悔した夜

その隙に

願いごと

その隙をついて

願いごと

ポロポロ

堕ちていく

幾千もの星屑

光のシャワー

浴びるだけ

浴びて

さっぱりしたなら

きっと

願いだって

叶わないとは

言えないから

神様はいないけど

光が

そこにあるというのは

限りなく真実だから

ぼんやりとでも

埋もれた輝きにまみれて

願いは

届くさ

空を超えて

時空を超えて

きっと

届くさ

未来へと

何億光年も昔に放たれた光

それが



この瞬間に

届いたように
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BURNED black
炎になりたい

真っ赤な炎

この世界は

暗く

この世界は

冷たい

ただ

ぶるぶると

震えては

ただ

そこで

縮こまって

手探りで

ぬくもりを探し

押し潰そうと

企む闇から

のがれようと

光を羨む

描いた幻想

ユメマボロシ

闇は

それを

パクパクと

旨そうに

喰らっていく

弱肉強食

強いヤツだけに

許された生存

炎になりたい

強く

黒に屈しない

メラメラと

闇を燃やし尽せるような

消せない輝きに

オレは

なりたい
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SUPER man
空を飛んでいる

スーパーマン

あっちでも

こっちでも

空を飛んでいる

一人

二人

三人…

誰も彼もが

空を飛んでいる

別に

スゴイことでもなく

別に

タイシタことでもない

日常茶飯事

朝飯前

当たり前に

空を飛ぶ

普通に

普通のことをしているだけ

別に

メズラシイことでもない

別に

オドロクほどのことでもない

普通のコト

産まれながらにできたコト

誰も彼もが

空を飛ぶ

飛べないやつなど

知らなければ

見たこともない

だって

それが

当たり前だから

だって

それが

普通だから

誰も彼もが

スーパーマン

誰も彼もが

その凄さを測れない

愚かにも

尊き

スーパーマン
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DEATH eyes
振り返って

振り返って

振り返る

一歩

進むごとに

振り返り

一歩

踏み出すごとに

振り返る

その瞳は

後ろばかりを見せられ

前を見れないでいる

その道は

止められたまま

駆け抜けた絵は

置き忘れさられたまま

動けない

動かない

そこに

ぶら下がって

そこに

佇んで

間違い探し

間違いなどありえないのに

間違い探し

振り返っては

恋しそうに

分かれ道を想う

振り返って

振り返って

振り返って

後ろばかり

その視線には

明日も

明後日も

明々後日も

描かれることはないのだろう
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THANK offering
捧げよう

ぶち抜いた世界で

捧げよう

ぶっ壊れた夢を

捧げよう

ひび割れた鏡に

捧げよう

永遠のキスを

捧げよう
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FEED warmth
ただそこにいてくれればいい

心は

お腹いっぱいになるから

ただそこにいてくれればいい

胸は

ポカポカになってしまうから

ただそこにいてくれればいい

ぱくぱく

むしゃむしゃ

喰らえるだけ

むさぼり喰らう

オレは



君のぬくもりを

ぱくぱくと

喰らう蟲

オレは



君の優しさを

むしゃむしゃと

頬張れるだけ頬張って

ほっぺたを落としそうになりながらも

喰らいつづける

オレは

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PUZZLED thinking
迷う子羊

一匹

二匹

迷宮に迷いこんだ

一匹

二匹

アヒルの子

奪って

逃げるは

ドロボウの子

それを

追いかける

羊の子

かよわい

かよわい

羊の子

ぐるぐる

ぐるぐる

回る

回れ

螺旋階段

ぐ〜るぐる

同じところ

同じ風景

見えない出口

入口さえ

忘れて

雲の彼方かな

一匹

二匹

アヒルの子

ハテナの形した

そのくちばし

キラキラと

ぶら下がった答え

ドロボウごっこ

逃げて

逃げては

追いかけて

追いかけては

逃げていく

堂々巡り

ぐ〜るぐる

だから

ドロボウは

廊屋にぶちこめ

アヒルは

丸焼きにすればいい

お腹が減ったら

食べればいい

眠たくなったら

寝ればいい

答えは

目の前に

あるんだろ

気づかぬふり

知らんぷり

見てみぬふりの

繰り返し

グウグウ

お腹が鳴るまでは

ただそのことの

繰り返し
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KILLED time
この瞬間を肯定できないヤツが

この瞬間に存在して良かろうはずがない
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ROLLING stone
転がる石は

坂任せ

転がる石は

登れない

上から

下へ

まっ逆さま

とどまることなく

落ちていく

何だか

時間と

同じだね

切り取る針と

同じだね

チョッキン

チョッキン

左から

右へ

容赦なく

ちょん切っていく

なんだか

鼓動と

同じだね

胸の太鼓と

同じだね

ドックン

ドックン

命の演奏

止まることなく

押しっぱなしの再生ボタン

だからかな

転がる石は

登れない

時間は

元には

戻らない

チョッキン

チョッキン

だからかな

転がる石は

とどまることを

許されない

死ぬのは嫌だ

死にたくない

だからかな

転がる石は

埃をかぶれない

まして

苔を生じてよかろうはずがない

キラキラキラキラ

ダイヤよりも

深く黒く輝く

転がりつづけて

転がりつづけることによって

磨きつづける

この世界を

コロコロリン

この世界を

キラキラリン

転がる石は

坂任せ

転がる石は

登らない


JUGEMテーマ:小説/詩
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RED zone
超えた限界

ボロボロになった体

スピードの果て

一歩

また

一歩

駆け抜けていく風景

空気抵抗

切り裂いた風壁

摩擦

研ぎ澄まされていく精神

凹に凸

ボロボロになっていく身体

生じた輝き

燃やす黒

闇の中

キラキラ

キラキラ

磨きつづける己

限界を超えて

それでもまた超えて

ボロボロになって

そしてまた超えて

どこまでも

どこまでも

超えていく
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